
あれもこれも読みたい。。。はずなのに、今日はなんだかページをめくる気がしない。
そんな日に、手が伸びた一冊の本。
静寂な朝に、普段は読まない本を手に。
<目次> |
➀選書の瞬間【唯一手が伸びた、一冊の本。】 ➁読書中【静寂な朝に。】 ➂読後【心が静寂に。】 ➃まとめ。 |
星旅少年Planetarium Ghost Travel 1
宇宙とシンプルな建物のデザインが、本をめくるだけで静寂を感じられる。
登場人物の語り口や物語の内容がそれを引き立てているのかな。おすすめです。
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【選書の瞬間:唯一手が伸びた、一冊の本。】
ずっと、新刊や買い溜めていた本を読んでいた。
次の本を手に取ろうとしたけど、手が伸びない。
読みたいはずなのに、手が進まない。
『星旅少年』の本を見た時に、読みたいと思った。けど、
まだ読んでない本が読みたいから手にとらなかった。
結局、『星旅少年』を手にすることにした。
読むつもりだった本ではなかった。
でも手が伸びたのは、
読みたい”気分”だったのかもしれない。
読みたいはずなのに読めない本より、
今読みたい本を選んだのかな。
気持ちや気分を言葉にするって難しい。
風で蝋燭の火が揺らぐように、
気分もあっち行ったりこっち行ったりする。
なぜこの本だけ手に取れたのか理由は定かではないけれど、
『星旅少年』はページをめくることができた。
もともと疲れていた時に、
イラストが優しかったこの本を買ったのを思い出した。
【読書:早朝の静寂な朝に。】
真っ暗ではない、
朝日が入り込まないけど、
少しほの明るい感じ。そんな印象の絵。
落ち着く色なのかな。
絵も複雑ではなく、会話も単調。
それが楽で、
でも優しくて、
どんどんページをめくる。
疲れた心に響く、登場人物の優しい言葉。
そう、私は疲れていたんだって気づいた。
【読後:心が静寂に。】
読書欲も満たされ、
私にとって、今の気持ちに寄り添ってくれる本だった。
未来の事を考えて今頑張っていたり、
新しいことに挑戦したりしていると、
緊張が切れた時にどっと疲れがくる。
少しリラックスしようと思っても、
なんだか何をすればよいのかわからない。ただ、
音楽を聴いたり映画を見たり、
ひたすら寝たりするのも良いと思う。
これから仕事なのに、
こんな気持ちで出勤できるとは思わなかったな。
自分の好きな事(過去)を振り返ることも大事だと、
心が落ち着くような、
優しい気持ちになれるような、
そんな気持ちになれた。
【まとめ。】
読みたい気持ちはあるけど、読めない。
きっと、心の疲れが溜まっていたのかな。
そんな時でも読める本があるのは良いこと。
頑張りすぎて気持ち的に疲れている時に
『星旅少年』を読んだら、
『優しさ』を感じた。
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