· 

”読めない日”に読めた、『優しい』一冊。

気持ちが沈んでいる時に見上げる。『静寂で優しい』時間。
気持ちが沈んでいる時に見上げる。『静寂で優しい』時間。

あれもこれも読みたい。。。はずなのに、今日はなんだかページをめくる気がしない。

 

 

そんな日に、手が伸びた一冊の本。

 

 

静寂な朝に、普段は読まない本を手に。

<目次>

➀選書の瞬間【唯一手が伸びた、一冊の本。】

➁読書中【静寂な朝に。】

➂読後【心が静寂に。】

➃まとめ。


星旅少年Planetarium Ghost Travel 1


著者 : 坂月さかな
パイインターナショナル
発売日 : 2022-04-22

宇宙とシンプルな建物のデザインが、本をめくるだけで静寂を感じられる。

登場人物の語り口や物語の内容がそれを引き立てているのかな。おすすめです。

↑<ブクログでレビューを見る>で、皆様のレビューを拝見出来ます。是非どうぞ!

【選書の瞬間:唯一手が伸びた、一冊の本。】


ずっと、新刊や買い溜めていた本を読んでいた。

次の本を手に取ろうとしたけど、手が伸びない。

 

読みたいはずなのに、手が進まない。

 

『星旅少年』の本を見た時に、読みたいと思った。けど、

まだ読んでない本が読みたいから手にとらなかった。

 

 

結局、『星旅少年』を手にすることにした。

読むつもりだった本ではなかった。

でも手が伸びたのは、

読みたい”気分”だったのかもしれない。

 

読みたいはずなのに読めない本より、

今読みたい本を選んだのかな。

 

 

気持ちや気分を言葉にするって難しい。

風で蝋燭の火が揺らぐように、

気分もあっち行ったりこっち行ったりする。

 

 

なぜこの本だけ手に取れたのか理由は定かではないけれど、

『星旅少年』はページをめくることができた。

 

もともと疲れていた時に、

イラストが優しかったこの本を買ったのを思い出した。 

【読書:早朝の静寂な朝に。】


真っ暗ではない、

朝日が入り込まないけど、

少しほの明るい感じ。そんな印象の絵。

 

落ち着く色なのかな。

絵も複雑ではなく、会話も単調。

 

それが楽で、

でも優しくて、

どんどんページをめくる。

 

疲れた心に響く、登場人物の優しい言葉。

 

そう、私は疲れていたんだって気づいた。 

 

 

【読後:心が静寂に。】


読書欲も満たされ、

 

私にとって、今の気持ちに寄り添ってくれる本だった。

 

 

未来の事を考えて今頑張っていたり、

新しいことに挑戦したりしていると、

緊張が切れた時にどっと疲れがくる。

 

 

少しリラックスしようと思っても、

なんだか何をすればよいのかわからない。ただ、

音楽を聴いたり映画を見たり、

ひたすら寝たりするのも良いと思う。

 

これから仕事なのに、

こんな気持ちで出勤できるとは思わなかったな。

 

自分の好きな事(過去)を振り返ることも大事だと、

心が落ち着くような、

優しい気持ちになれるような、

そんな気持ちになれた。

【まとめ。】


 読みたい気持ちはあるけど、読めない。

きっと、心の疲れが溜まっていたのかな。

 

 

そんな時でも読める本があるのは良いこと。

 頑張りすぎて気持ち的に疲れている時

『星旅少年』を読んだら、

 

『優しさ』を感じた。