
ずっと、空の物語が読みたいと思っていた。空は、静かで時に無力感を感じる程の脅威でもある。そんな未知の空に住む龍たちと龍をめぐる人々の暮らし。
ー少しの間現実を忘れさせてくれるようなロマンとスリリングな空の旅へー
<目次> |
➀【捕龍船『クィン・ザザ』号・龍の回廊編】1~3巻 ➁【探査船『オボロカスカ』号・伝説の龍ケツァルコアトルと船喰い編】4巻 ➂【空撃挺『ノラゴス』号・龍の巣クラーケン編】5~6巻 ➃【屠龍船『プラナ・グラーヴァ』号・秘境天山迷路の幻龍編】7~8巻 ⑤現在18巻まで出てますよ!
<レビューの見方> 表紙横の<ブクログでレビューを見る>で本の詳細と皆さんのレビューが見れますよ!作者や#空挺ドラゴンズから全作品のレビューを見よう!
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「捕って、解体して、食う。それが龍(オロチ)捕りだ。」
空賊系の本ないかなって探していたらこの漫画を見つけました。ドラゴンがたくさん出たり、美味しそうな食事や垣間見えた人間模様が今後の期待に繋がりました。
絵は、空やドラゴンをもっとキレイに描いてほしいって思いましたがそれも今後に期待です。
”未知の世界”への憧れやドキドキ感を感じる一方で、”現実味のある生活状況”が描かれている面白い作品だと思います。
【この本の面白いところ】
★未知の空と様々なドラゴンがたくさん出るところ!
★ファンタジーだけど生活味があふれている、人と龍の物語!
★龍料理のレシピが載ってる!
★飛行船がたくさん!捕龍船・空賊戦・探査船・屠龍船
★ロマンあふれる物語。
【捕龍船『クィン・ザザ』号・龍の回廊編】
<おすすめ内容>
★空での暮らし(捕って、解体して、食う。それがおろち捕りだ!)。
★飛行乗りの町での過ごし方。
★船からの転落!?救出シーンが感動!
新入りのタキタと一緒に捕龍船の生活を体験するような感覚。龍を捕る難しさが描かれており、ハラハラドキドキする。そんなスリリングな物語は感動で締めくくられ、日常を忘れられる読書体験に。
【探査船『オボロカスカ』号・伝説の龍ケツァルコアトルと船喰い編】
<おすすめ内容>
★賞金額1億のついた龍の指名手配書 ”討伐指定状”。
★船喰いとの共闘!
★龍を美しいものとして描いている今回の物語。
「捕って、解体して、食う。それがおろち捕りだ。」
人を襲った龍への討伐依頼。龍を美しく感じている探査船の船長「龍を撮る」。それぞれの価値観が交差する物語が美しい。
【空撃挺『ノラゴス』号・龍の巣クラーケン編】
<おすすめ内容>
★師匠と弟子の再開と和解のシーンが涙。
★なんとな~く船員のことが分かってくる。
”師匠との再開と和解”それだけで素敵な物語。そこに龍が絡んでくるのが空挺ドラゴンズ。船員ミカの過去編ともいえる。忘れられない過去を一緒に回想する感覚がなんともいえない。
【屠龍船『プラナ・グラーヴァ』号・秘境天山迷路の幻龍編】
<おすすめ内容>
★船員の過去が少しずつ明かされてきている。
★かっこいい討伐請負人の登場。
★天山迷路の探索。
秘境というロマンは必須。龍を求めて探索する理由は、お金と食欲。。。それが現実的でまた良い。捕龍船『クィン・ザザ』の過去にも触れる。
読んでいるうちに引き込まれる。それだけで現実から離れ、リラックスできる。18巻まで出ているので、少しずつ読み進めていきたい。
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